About this project

このプロジェクトについて

なぜ、スリランカの木を北海道で育てようと思ったのか。種が届くまでの経緯から書き残しておく。

01アガウッドへの興味から

以前から、アガウッド(沈香)を形成する樹木そのものに関心があった。木材そのものというより、木が傷や菌への反応として樹脂を蓄積し、香りを持つ組織へと変化していくという現象に興味を持っていた。

その中で、スリランカ原産の Gyrinops walla(現地では Walla、Wallapatta などと呼ばれる)という種に出会い、実際に自分の手で育ててみたいと考えるようになった。

02種子を入手するまで

種子の入手には、海外とのやり取りや輸送の面でいくつも問題があった。書類の準備、植物検疫、CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に関わる確認など、想定していたよりも時間と手間がかかった。

確認済み:種子の入手にあたっては、輸送・書類・植物検疫・CITESに関する対応が必要だった。
今後の記載方針:具体的な手続きの内容や結果については、事実確認が取れた範囲で追記していく。

さらに、実際に届いた種子の中には状態の良くないものも多く含まれていた。見た目だけでは発芽するかどうか判断できない状態のものも多く、発芽そのものが不確実な挑戦だった。

032026年8月20日、発芽

状態の悪い種子が多く混ざっていたことから、発芽率については正直あまり期待していなかった。それでも管理を続けた結果、2026年8月20日に発芽を確認。最終的に15本が発芽した。

この日を、このプロジェクトの正式なスタート地点として位置づけている。詳しい発芽時の状況は「発芽記録 2026.08.20」のページに記録している。

→ 発芽記録 2026.08.20 を読む

04このサイトで大切にしていること

このサイトは、完成した植物を紹介する場所ではない。育っていく過程そのものを記録として残すことを目的にしている。そのため、次のことを方針としている。

  • 失敗や、個体が枯れたことも隠さずに記録する。
  • 「日本初」などの断定は事実確認ができるまで避ける。
  • 事実(確認済み)と観察、仮説、今後の検証事項を分けて書く。
  • ネット上の情報を参照する際は、出典を明記する。

北海道で Gyrinops walla はどう生きるのか。その問いを、数年かけて見届けていく。